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【2025大河べらぼう】渡辺謙演じる田沼意次を題材にした書籍・小説まとめ

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この記事でわかること
  • 田沼意次とはどんな人物か。
  • 田沼意次を題材にした関連書籍・小説はどんなものがあるか。

2025年大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」にて渡辺謙さん演じる老中・田沼意次

ドラマの主要人物として登場する彼に関連する書籍はどのようなものがあるのか調べてまとめました。

目次

【2025大河べらぼう】に登場する老中・田沼意次について

田沼意次(1719〜1788年)
  • 旗本の家に生まれる。
  • 第9代徳川家重の小姓として仕え、家重の死去後は第10代徳川家治の側用人となった。
  • 六百石の旗本から相良藩五万七千石の大名となり、老中になるという大出世を果たす。
田沼意次の主な政策
  • 米に代わり金を流通させ商業の発展を推進。
  • 株仲間を推奨し物価の安定をはかった。
  • 通貨政策で民間の経済活動の活発化をはかった。
  • 身分にとらわれず優秀な人材をすすんで登用した。
  • 蝦夷地(北海道)の開発を推進した。
  • 発明家・平賀源内などとも親交を持ち、蘭学や自由な思想に寛容であった。

当時としてはかなり革新的な政策も含まれており、保守派の幕臣からは理解されにくかった。

また田沼意次は旗本の生まれから幕府の重臣へと一気に成り上がったため家臣の統制が甘く、経済政策の影響もあってか、この時代は賄賂が特に横行する時代となってしまったとされている。

一部の幕臣から疎まれていたこと、天明の大飢饉、支えていた将軍・家治が死去したことなどで老中の座から失脚。

失脚後は生涯屋敷に幽閉する永蟄居(えいちっきょ)を命じられ、その生涯を閉じた。

レミクマ

歴史の授業の影響で、レミクマも「田沼意次=賄賂政治家」というイメージがあったけど、実際は謙虚な人物だったという説も。

失脚後、「すべては自分のためではなく、老中として天下のために身を捧げたことです。自分は少しも偽りを行いませんでした。」と手紙を残したと言われているよ。

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【2025大河べらぼう】田沼意次を題材にした書籍3選

田沼意次 百年早い開国計画 海外文書から浮上する新事実

江戸中期。老中・田沼意次が推進していた蝦夷地開発計画は彼の失脚により頓挫し、それまで調査した情報も消されてしまった。彼の失脚の糸を引き、徳川家基と意次の嫡男・意知の暗殺を企てた黒幕とは…。海外文書を読み解くことで浮上した老中・田沼意次の先進的構想と幕府の陰謀。

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著書名田沼意次 百年早い開国計画 海外文書から浮上する新事実
作者名秦新二、竹之下誠一
出版社文藝春秋
発売2022年1月26日
価格
(参考価格)
[単行本]¥1,700

田沼意次 その虚実(新・人と歴史 拡大版35)

田沼は「悪人」なのか…?「賄賂政治家」というレッテルを貼られている老中・田沼意次。彼の汚名を返上すべく様々な文献を調査した著者による田沼意次の生い立ちから失脚の真相までのすべて。

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著書名田沼意次 その虚実
作者名後藤一朗
出版社清水書院
発売2019年3月13日
価格
(参考価格)
[新書]¥1,980

田沼意次 御不審を蒙ること、身に覚えなし(ミネルヴァ日本評伝選)

小姓から幕府の老中へ、六百石の旗本から五万七千石の大名へ異例の大出世を遂げ、江戸中期において大胆な経済政策を展開した田沼意次。彼は本当に「賄賂政治家」だったのか?その実情がいかなるものであったかが記された一冊。

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著書名田沼意次 御不審を蒙ること、身に覚えなし
作者名藤田寛
出版社ミネルヴァ書房
発売2007年7月
価格
(参考価格)
[単行本]¥3,300
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【2025大河べらぼう】田沼意次が主人公として登場する小説3選

栄花物語(山本周五郎)

楽天ブックス
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徳川中期、時の先覚者として政治改革を理想に、非難と悪罵の怒号のなか、頑なまでに己れの意志を貫き通す老中田沼意次ーー従来、賄賂政治の代名詞のような存在であった田沼親子は、商業資本の擡頭を見通した進取の政治家であったという、新しい視点から、絶望の淵にあって、孤独に耐え、改革を押し進めんとする不屈の人間像を、時流に翻弄される男女の諸相を通して描く歴史長編。

引用:楽天ブックスより
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著書名栄花物語
作者名山本周五郎
出版社新潮社
発売1953年
価格
(参考価格)
[文庫]¥1,045

田沼意次(上)〜(下)(村上元三)

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旗本の長男として生れた田沼意次は、大胆卒直な、器量すぐれた若者に育ち、将軍世子・家重の側小姓に登用される。19歳で家督を継ぎ、美しい妻を得、出世を重ねて、やり手の上司・大岡忠光にとり込まれてゆく。有能だが、特に強い後楯を持たない意次は、進歩的な能吏として、どのようにして幕閣の迷路を生き抜いてゆくのか。田沼意次の生涯を描いた大作、全3巻。

(引用:講談社公式HPより)
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著書名田沼意次(上)〜(下)
作者名村上元三
出版社講談社
発売2018年
価格
(参考価格)
※電子書籍のみ在庫あり
[電子版](上)¥825(中)¥298(下)¥298

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主殿の税 -田沼意次の経済改革-(佐藤雅美)

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財政再建にとりくんだ老中の「志」とは何か。意次の読みの深さと卓抜した行動力の秘密。通説をくつがえす歴史経済小説ーー十代将軍・徳川家治の、日光東照宮参詣費用20万両を、いかに捻出するか。この難事を克服した田沼意次は、次第に逼迫する幕府財政を立て直すため、新しい「事業」に着手する。だが意次の前には、反対勢力の厚い壁が……。賄賂の卸問屋といわれた田沼意次像を打ち破り、財政再建に懸けた老中の「志」を描く、歴史経済小説。

引用:楽天ブックスより
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著書名主殿の税 -田沼意次の経済改革-
作者名佐藤雅美
出版社講談社
発売1988年
価格
(参考価格)
※この商品は「電子書籍のみ」在庫があります。
[電子版]¥660

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まとめ

2025年大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」の主要人物として登場する老中・田沼意次

彼を題材にした主な書籍・小説は以下の通りです。

田沼意次関連書籍
  • 田沼意次 百年早い開国計画 海外文書から浮上する新事実
  • 田沼意次 その虚実(新・人と歴史 拡大版35)
  • 田沼意次 御不審を蒙ること、身に覚えなし(ミネルヴァ日本評伝選)
田沼意次が主人公の小説
  • 栄花物語(山本周五郎)
  • 田沼意次(上)〜(下)(村上元三)
  • 主殿の税 -田沼意次の経済改革-(佐藤雅美)

歴史の授業で「賄賂政治家」としてのイメージが強かった田沼意次の新たな一面を知ることができるかもしれません。

2025年大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」は2025年1月5日(日)スタートです。

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この記事を書いた人

本とテレビが好きなシロクマ。
(中身は30代の人間)

初めて大河ドラマを観たのは2004年「新撰組!」
その後、2008年「篤姫」で宮崎あおいさんの演技に泣き、
そこから大河ドラマにハマる。

気になるものはとことん詳しく調べる習性がある。

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