この記事では、横浜流星さん主演の2025年大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」における登場人物の関係を相関図にまとめて紹介しています。
9/27に新キャストが発表されましたね!
主人公蔦屋重三郎や田沼意次を取り巻く人々の人間関係を把握するのに役立ててください!
「べらぼう」相関図:蔦屋重三郎とヒロインについて
この記事では主人公・蔦屋重三郎を取り巻く登場人物たちを、
[吉原と吉原に関わる人々]
[江戸の町民・文化人たち]
[幕府と幕府に関わる人々]
の3つのグループに分けて紹介していきます。
一年にもわたる長編ドラマのため今後キャストもどんどん増えていくはずです。
また新たなキャストが加わったら、その都度更新していく予定だよ!
まずは、主人公とヒロインについて少しだけ触れます。
「べらぼう」主人公・蔦屋重三郎(主演・横浜流星)
主人公・蔦屋重三郎(主演・横浜流星)
江戸の流行を俊敏に取り込み、ヒット作を次々に生み出した出版人です。
「べらぼう」のヒロイン
レミクマが思う「べらぼう」のヒロインは3人!
ストーリーの進行に沿って主人公と深く関わっていくと思われます!
①幼馴染の遊女「花の井」(演:小芝風花)
②蔦重に想いをよせる遊女「誰袖」(演:福原遥)
③蔦重の妻「てい」(演:橋本愛)
本命は、やはり妻である「てい」だと思いますが、主人公・蔦屋重三郎の生涯に大きな影響を与えるのが、生まれ育った「吉原」という華やかで影のある町。
その中で出逢う「花の井」と「誰袖」という2人の遊女との関係も非常に気になりますね!
「べらぼう」人物相関図
「べらぼう」相関図:吉原と吉原に関わる人々
登場人物 | キャスト | 説明 |
花の井 | 小芝風花 | 重三郎の幼馴染で遊女。吉原の再興に尽力する。 |
誰袖 | 福原遥 | 大文字屋の遊女。蔦屋に恋心を抱く。 |
駿河屋 | 高橋克実 | 吉原の引手茶屋(案内所)の主人。蔦重の養父。 |
次郎兵衛 | 中村蒼 | 駿河屋の実子で蔦重の義理の兄。放蕩息子。 |
松葉屋 | 正名僕蔵 | 花の井のいる老舗の妓楼主。 |
扇屋 | 山路和弘 | 妓楼主。和歌や俳句、画を嗜む教養人。 |
大文字屋 | 伊藤淳史 | 新興勢力の妓楼主。ドケチで「カボチャ」の愛称を持つ。 |
半次郎 | 六平直政 | 蔦屋の向かいの蕎麦屋主人。幼い頃から蔦重を見守る。 |
いね | 水野美紀 | 松葉屋の女将。かつては自身も花魁だった。 |
松の井 | 久保田紗友 | 当時最高級の遊女である「呼出」 |
うつせみ | 小野花梨 | 呼出の下のランクである「座敷待ち」の遊女。 |
志津山 | 東野絢香 | 玉屋の座敷待ちの遊女。 |
きく | かたせ梨乃 | 河岸見世「二文字屋」の女将。かつては自身も遊女だった |
ちどり | 中島瑠菜 | 「二文字屋」で生きる遊女。 |
留四郎 | 水沢林太郎 | 蔦重と共に働く青年。 |
唐丸 | 渡邉斗翔(子役) | 火事から逃げる際に出逢う、謎の少年。 |
鳥山検校 | 市原隼人 | 五代目瀬川を身請けする盲目の大富豪。 |
新之助 | 井之脇海 | 平賀源内に同行する浪人。うつせみと出会い…? |
とよしま | 珠城りょう | 松葉屋の番頭新造(禿や振袖新造の教育係) |
ふじ | 飯島直子 | 駿河屋の女将で蔦重の義理の母。 |
平賀源内 | 安田顕 | エレキテルなどを発明した天才。 |
平秩東作 | 木村了 | 戯作者。平賀源内の相棒。 |
朝顔 | 愛希れいか | 蔦重や花の井に本の楽しさを教えた元松葉屋の遊女。 |
りつ | 安達祐実 | 大黒屋の女将。蔦重の後見となる。 |
しげ | 山村紅葉 | 大文字屋・誰袖のお目付け役。 |
蔦屋重三郎は、育ての親である駿河屋(高橋克実)をはじめ、吉原の人々と血のつながりをこえた関係を築いていきます。
出版に携わることができたのも、「吉原」の人々との親交があったからこそ。
彼の青春の全ては吉原にありました。
商売人として、たちまち成り上がっていく蔦重ですが、その原動力はただの金儲けだけではなかったのではないでしょうか。
華やかで美しく、しかしそれぞれの心に闇を抱える遊女たちと、彼女たちを取り巻く人々の思惑、それらをキャストたちがどのように演じるのかとても興味深いですね!
「べらぼう」相関図:江戸の町民と文化人たち
登場人物 | キャスト | 説明 |
喜多川歌麿 | 染谷将太 | 天才的な才能を持つ浮世絵の絵師。 |
てい | 橋本愛 | 蔦重の妻。本が好きという共通点から徐々に惹かれ合う。 |
鱗形屋・孫兵衛 | 片岡愛之助 | 蔦重に商売の基礎を教える地本問屋の主人。 |
西村屋・与八 | 西村まさ彦 | 蔦屋の永遠のライバル。江戸を代表する地本問屋。 |
須原屋・市兵衛 | 里見浩太朗 | 大手本屋の主人。「解体新書」などを出版する。 |
平沢常富 (朋誠堂喜三二) | 尾美としのり | 蔦屋にとって最大の協力者となる戯作者。正体は秋田藩の藩士で江戸城の外交官。 |
北尾重政 | 橋本淳 | 本屋の息子として育ち、絵師としての才能を開花させた。 |
小泉忠五郎 | 芹澤興人 | 浅草の本屋。最新の情報を収集し、編集を行う「改め」として蔦重と競り合う。 |
磯田湖龍斎 | 鉄拳 | 蔦重と西村屋が共に出版した「雛形若菜初模様」の錦絵を手掛けた絵師。 |
勝川春章 | 前野朋哉 | 葛飾北斎の師匠で当代一の役者絵師。 |
鱗形屋・長兵衛 | 三浦獠太 | 鱗形屋・孫兵衛の長男で跡取り息子。 |
藤八 | 徳井優 | 鱗形屋を先代の頃から支える番頭。 |
鶴屋喜右衛門 | 風間俊介 | 江戸中の地本問屋のリーダー的存在。蔦重と対立。 |
橋本愛さん演じる妻・ていをはじめ、版元・蔦屋重三郎として深く関わっていく人々です。
計算高い江戸の商人たち、武士ながら芸術を愛する文化人、そして蔦屋重三郎が才能を見出し育てていく絵師たち。
主人公との掛け合いが楽しみ!
まだキャストが発表されていない役も多いので、誰が演じるか今からワクワクしますね!
- 大田南畝(おおたなんぽ)
- 恋川春町(こいかわはるまち)
- 山東京伝(さんとうきょうでん)
- 東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく)
- 歌川広重(うたがわひろしげ)
- 滝沢馬琴(たきざわばきん)
- 十辺舎一九(じっぺんしゃいっく)など。
「べらぼう」相関図:幕府と幕府に関わる人々
登場人物 | キャスト | 説明 |
田沼意次 | 渡辺謙 | 江戸幕府の老中。優秀な人材を積極的に登用した。 |
田沼意知 | 宮沢氷魚 | 意次の嫡男。江戸城内で予期せぬ事件に巻き込まれる。 |
長谷川平蔵 | 中村隼人 | 火付盗賊改方役。「鬼の平蔵」と呼ばれ庶民に絶大な人気を誇った。 |
一橋治済 | 生田斗真 | 一橋徳川家当主。第11代将軍・家斉の父として権勢を思うがままにする。 |
徳川家治 | 眞島秀和 | 第10代将軍。田沼意次を側用人として重用。 |
知保の方 | 高梨臨 | 将軍・徳川家治の側室。長男・家基を産む。 |
徳川家基 | 奥智哉 | 将軍・徳川家治と側室・知保の方の子。若くして謎の死を遂げる。 |
田安賢丸 (松平定信) | 寺田心 | 第8代将軍・吉宗の孫。田沼意次の失脚後、老中になり「寛政の改革」を実施する。 |
大崎 | 映美くらら | 第11代将軍・家斉の乳母。大奥で絶大な権勢をふるった。 |
松本秀持 | 吉沢悠 | 低い身分であったが田沼意次に登用され勘定奉行になった。 |
佐野政言 | 矢本悠馬 | 江戸城で田沼意知を切りつけた。庶民からは「世直し大明神」と称えられる。 |
松平康福 | 相島一之 | 田沼派の幕府老中。娘は田沼意知の正室。 |
松平武元 | 石坂浩二 | 老中首座。第8代将軍吉宗の頃から徳川家に仕えている西の丸の爺。 |
清水重好 | 落合モトキ | 第10代将軍・家治の弟。御三卿・清水家の初代当主。 |
田沼意致 | 宮尾俊太郎 | 田沼意次の甥。一橋家の家老。 |
宝蓮院 | 花總まり | 田安賢丸を育てた母。 |
高岳 | 冨永愛 | 田沼意次・松平武元と並び幕府の実権を握る大奥総取締。 |
三浦庄司 | 原田泰造 | 百姓から田沼意次の側近まで上り詰めた藩士。 |
蔦屋重三郎たちが生きる時代に政治の実権を握っていた人々。
彼らにも守るべきもの、志すものがそれぞれありました。
「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」は蔦重中心の【吉原・江戸の町】と田沼親子中心の【幕府】2つの舞台両方を主軸として描かれるのかなと予想しています。
実際には田沼意次と蔦重との接点があったかは不明ですが、どこかで彼らの運命が交差する場面もあるかもしれないですね!
まとめ
2025年大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」における登場人物の関係を相関図にまとめました。
今後、どんどんキャストが追加されるはずなので、公表され次第更新していきます。