- 2025年大河「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」に出演するキャストが一目でわかる
- 「べらぼう」の登場人物の役どころ詳細がわかる
- 「べらぼう」のキャストのプロフィール&大河ドラマ出演歴がわかる
9/27に新キャストが発表されましたね!
【一覧】2025年大河ドラマ「べらぼう」出演者・キャスト
2025年大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」に出演するキャストを一覧にまとめています。
「吉原と吉原に関わる人々」
「江戸の町民・文化人たち」
「幕府と幕府に関わる人々」
の3つに分けて紹介するよ!
【一覧】吉原と吉原に関わる人々
主人公・蔦屋重三郎が生まれ育った吉原の人々の一覧です。
主人公 | キャスト | 説明 |
蔦屋重三郎 | 横浜流星 | 吉原で生まれ育つ。江戸のメディア王と呼ばれた出版人。 |
登場人物 | キャスト | 説明 |
花の井 | 小芝風花 | 重三郎の幼馴染で遊女。吉原の再興に尽力する。 |
誰袖 | 福原遥 | 大文字屋の遊女。蔦屋に恋心を抱く。 |
駿河屋 | 高橋克実 | 吉原の引手茶屋(案内所)の主人。蔦重の養父。 |
次郎兵衛 | 中村蒼 | 駿河屋の実子で蔦重の義理の兄。放蕩息子。 |
松葉屋 | 正名僕蔵 | 花の井のいる老舗の妓楼主。 |
扇屋 | 山路和弘 | 妓楼主。和歌や俳句、画を嗜む教養人。 |
大文字屋 | 伊藤淳史 | 新興勢力の妓楼主。ドケチで「カボチャ」の愛称を持つ。 |
半次郎 | 六平直政 | 蔦屋の向かいの蕎麦屋主人。幼い頃から蔦重を見守る。 |
いね | 水野美紀 | 松葉屋の女将。かつては自身も花魁だった。 |
松の井 | 久保田紗友 | 当時最高級の遊女である「呼出」 |
うつせみ | 小野花梨 | 呼出の下のランクである「座敷待ち」の遊女。 |
志津山 | 東野絢香 | 玉屋の座敷待ちの遊女。 |
きく | かたせ梨乃 | 河岸見世「二文字屋」の女将。かつては自身も遊女だった |
ちどり | 中島瑠菜 | 「二文字屋」で生きる遊女。 |
留四郎 | 水沢林太郎 | 蔦重と共に働く青年。 |
唐丸 | 渡邉斗翔(子役) | 火事から逃げる際に出逢う、謎の少年。 |
鳥山検校 | 市原隼人 | 五代目瀬川を身請けする盲目の大富豪。 |
新之助 | 井之脇海 | 平賀源内に同行する浪人。うつせみと出会い…? |
とよしま | 珠城りょう | 松葉屋の番頭新造(禿や振袖新造の教育係) |
ふじ | 飯島直子 | 駿河屋の女将で蔦重の義理の母。 |
平賀源内 | 安田顕 | エレキテルなどを発明した天才。 |
平秩東作 | 木村了 | 戯作者。平賀源内の相棒。 |
朝顔 | 愛希れいか | 蔦重や花の井に本の楽しさを教えた元松葉屋の遊女。 |
りつ | 安達祐実 | 大黒屋の女将。蔦重の後見となる。 |
しげ | 山村紅葉 | 大文字屋・誰袖のお目付け役。 |
追加キャストが発表され次第更新予定!
【一覧】江戸の町民・文化人たち
主人公・蔦屋重三郎が版元として関わっていく文化人たちの一覧です。
登場人物 | キャスト | 説明 |
喜多川歌麿 | 染谷将太 | 天才的な才能を持つ浮世絵の絵師。 |
てい | 橋本愛 | 蔦重の妻。本が好きという共通点から徐々に惹かれ合う。 |
鱗形屋・孫兵衛 | 片岡愛之助 | 蔦重に商売の基礎を教える地本問屋の主人。 |
西村屋・与八 | 西村まさ彦 | 蔦屋の永遠のライバル。江戸を代表する地本問屋。 |
須原屋・市兵衛 | 里見浩太朗 | 大手本屋の主人。「解体新書」などを出版する。 |
平沢常富 (朋誠堂喜三二) | 尾美としのり | 蔦屋にとって最大の協力者となる戯作者。正体は秋田藩の藩士で江戸城の外交官。 |
北尾重政 | 橋本淳 | 本屋の息子として育ち、絵師としての才能を開花させた。 |
小泉忠五郎 | 芹澤興人 | 浅草の本屋。最新の情報を収集し、編集を行う「改め」として蔦重と競り合う。 |
磯田湖龍斎 | 鉄拳 | 蔦重と西村屋が共に出版した「雛形若菜初模様」の錦絵を手掛けた絵師。 |
勝川春章 | 前野朋哉 | 葛飾北斎の師匠で当代一の役者絵師。 |
鱗形屋・長兵衛 | 三浦獠太 | 鱗形屋・孫兵衛の長男で跡取り息子。 |
藤八 | 徳井優 | 鱗形屋を先代の頃から支える番頭。 |
鶴屋喜右衛門 | 風間俊介 | 江戸中の地本問屋のリーダー的存在。蔦重と対立。 |
追加キャストが発表され次第更新予定!
【一覧】幕府と幕府に関わる人々
幕府と幕府に関わる人々の一覧です。
登場人物 | キャスト | 説明 |
田沼意次 | 渡辺謙 | 江戸幕府の老中。優秀な人材を積極的に登用した。 |
田沼意知 | 宮沢氷魚 | 意次の嫡男。江戸城内で予期せぬ事件に巻き込まれる。 |
長谷川平蔵 | 中村隼人 | 火付盗賊改方役。「鬼の平蔵」と呼ばれ庶民に絶大な人気を誇った。 |
一橋治済 | 生田斗真 | 一橋徳川家当主。第11代将軍・家斉の父として権勢を思うがままにする。 |
徳川家治 | 眞島秀和 | 第10代将軍。田沼意次を側用人として重用。 |
知保の方 | 高梨臨 | 将軍・徳川家治の側室。長男・家基を産む。 |
徳川家基 | 奥智哉 | 将軍・徳川家治と側室・知保の方の子。若くして謎の死を遂げる。 |
田安賢丸 (松平定信) | 寺田心 | 第8代将軍・吉宗の孫。田沼意次の失脚後、老中になり「寛政の改革」を実施する。 |
大崎 | 映美くらら | 第11代将軍・家斉の乳母。大奥で絶大な権勢をふるった。 |
松本秀持 | 吉沢悠 | 低い身分であったが田沼意次に登用され勘定奉行になった。 |
佐野政言 | 矢本悠馬 | 江戸城で田沼意知を切りつけた。庶民からは「世直し大明神」と称えられる。 |
松平康福 | 相島一之 | 田沼派の幕府老中。娘は田沼意知の正室。 |
松平武元 | 石坂浩二 | 老中首座。第8代将軍吉宗の頃から徳川家に仕えている西の丸の爺。 |
清水重好 | 落合モトキ | 第10代将軍・家治の弟。御三卿・清水家の初代当主。 |
田沼意致 | 宮尾俊太郎 | 田沼意次の甥。一橋家の家老。 |
宝蓮院 | 花總まり | 田安賢丸を育てた母。 |
高岳 | 冨永愛 | 田沼意次・松平武元と並び幕府の実権を握る大奥総取締。 |
三浦庄司 | 原田泰造 | 百姓から田沼意次の側近まで上り詰めた藩士。 |
追加キャストが発表され次第更新予定!
【詳細】2025大河ドラマ「べらぼう」主要キャストと役どころ
2025年大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」の主要キャストとその役どころについて詳しく紹介します。
横浜流星さん(主人公・蔦屋重三郎役)
1996年神奈川県出身。
2011年俳優デビューし、テレビドラマ初出演は「仮面ライダーフォーゼ」。
2014年「烈車戦隊トッキュウジャー」トッキュウ4号役を演じ注目を集めた。
2019年「初めて恋をした日に読む話」の出演で第100回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演男優賞などを受賞。同作をきっかけに更に知名度を上げた。
その後も数々のTVドラマや映画に主要キャストとして出演し、その端正なルックスと確かな演技力は他方面から評価されている。
大河ドラマおよびNHKドラマは初出演。
通称・蔦重(つたじゅう)。幼くして両親と生き別れ、吉原で育つ。
貸本屋から書籍の編集・出版業をスタートし、ヒット作を次々に世に生み出す。
しかし田沼意次が失脚し、代わりに台頭した松平定信による寛政の改革により、蔦重の自由な発信は幕府に目をつけられることに。財産の半分を没収される処罰を受け、病魔に襲われながらも彼が生涯の最期に仕掛けた、壮大なエンターテインメント「写楽」とは…?
渡辺謙さん(老中・田沼意次役)
1959年新潟県出身。1984年映画デビュー。
1987年には大河ドラマ「独眼竜政宗」(NHK)で主演を務め、2003年『ラスト サムライ』でハリウッドデビュー。
その後も国内外の作品に出演し活躍している。
【渡辺謙さんの大河ドラマ出演歴】
1984年「山河燃ゆ」
1987年「独眼竜政宗」※主演
1993〜1994年「炎立つ」※主演
2001年「北条時宗」
2018年「西郷どん」
第10代将軍・徳川家治の側用人であり老中。
足軽出身の出自から、自らの才能と手腕で五万七千石の大名に昇りつめた人物。
米ではなく金によって経済をまわそうと商業重視の政策をとり、その結果江戸の町は好景気に沸いた。
優秀な人材を幕政に積極的登用し、“新しい日本”を創ろうと志すが…。
染谷翔太さん(天才絵師・喜多川歌麿)
1992年生まれ東京都出身。7歳から子役として活動をスタート。
2011年映画「ヒミズ」にてヴェネツィア国際映画祭の新人賞にあたる“マルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞。また同作で第36回日本アカデミー賞新人俳優賞も受賞した。
その後も数々の作品に出演して独自の存在感を示している。
【染谷将太さんの大河ドラマ出演歴】
2003年「武蔵」
2010年「龍馬伝」
2011年「江〜姫たちの戦国〜」
2020年「麒麟が来る」
美人画で有名な天才絵師。
幼い頃絵は師・鳥山石燕のもとで絵を学び、その後、蔦重と出会った。
次々と新たな出版物を手がけていく蔦重の家に身を寄せ、自らの絵の腕を磨いた。
挿絵の仕事なども手掛け徐々にその実力が評価されていった。そして、「美人画といえば歌麿」とまで言われるほど、人気絵師として一世を風靡していく。
寛政の改革により時代が変わっても蔦重と共に多くの作品を世に生み出したが、ついに蔦屋が幕府の処罰の対象になり、ふたりの間に距離ができていく…。
宮沢氷魚さん(意次の嫡男・田沼意知役)
1994年アメリカ出身。モデル・俳優。
その後NHK連続テレビ小説「エール」、「ちむどんどん」などに出演。2020年初主演映画『his』では、第45回報知映画賞新人賞など4つの新人男優賞を受賞。2022年映画『騙し絵の牙』で第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞など演技力が高く評価されている。
大河ドラマの出演は初となる。
老中・田沼意次の嫡男。
若くして若年寄に昇進し、意次の政策を支える優秀な人物であった。
しかし、幕府内の権力争いに巻き込まれ、江戸城内で予期せぬ事件に巻き込まれてしまう…。
片岡愛之助さん(鱗型屋孫兵衛役)
1972年大阪府出身。歌舞伎役者。1992年六代目片岡愛之助を襲名。
2013年のTVドラマ「半沢直樹」では個性的な国税局査察部統括官を演じ話題となった。映画やテレビドラマ、舞台などでも幅広く活躍している。
【片岡愛之助さんの大河ドラマ出演歴】
2016年「真田丸」
2020年「麒麟が来る」
2022年「鎌倉殿の13人」
吉原のガイドブックである「吉原細見」を独占販売していた大手の地本問屋の主人。
貸本屋であった蔦重に本づくりの基礎を指南する。
しかし蔦重が本格的に出版業に乗り出すと一転ライバル関係となり、激しい争いを繰り広げていく。
小芝風花さん(伝説の遊女・花の井役)
1997年大阪府出身。
2014年に「魔女の宅急便」で映画初出演にして主演を務め、第57回ブルーリボン賞新人賞などを受賞。
2015年後期の連続テレビ小説「あさが来た」出演、2019年ドラマ10「トクサツガガガ」主演などNHKのドラマ作品にも多数出演しているが、大河ドラマは初となる。
吉原の老舗妓楼・松葉屋の遊女であり、蔦重(横浜流星)の幼馴染。
のちに名妓「五代目瀬川(せがわ)」を受け継ぐことになる。
蔦重とはお互い助け合いながら、共に生まれ育った吉原の再興に尽力する。
鳥山検校(市原隼人)に1400両(現在のおよそ1億4000万円)で身請けされた出来事や、その後の悲運な人生が戯作などで語り継がれることとなる伝説の遊女。
福原遥さん(当代一の花魁・誰袖役)
1998年埼玉県出身。幼少期に子役としてデビュー。
2012年雑誌「ピチレモン」のピチモオーディションにてグランプリを受賞
女優・モデル・声優など多方面で活躍し、2022年後期朝の連続テレビ小説「舞い上がれ!」にてヒロインを演じる。
2024年には「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」で第47回日本アカデミー賞新人賞を受賞した。
大河ドラマの出演は初。
吉原の新興勢力・大文字屋の遊女で当代一の花魁。
蔦屋重三郎(横浜流星)に一方的な恋心を抱いていた。
老中・田沼意次の忠臣である幕臣・土山宗次郎に莫大な金額で身請けされ、江戸中にその名を広めることとなる。
しかし、その金の出どころについてある疑惑が生まれ、やがて吉原と江戸幕府を巻き込む大事件へと発展していく。
橋本愛さん(妻・てい役)
1996年熊本県出身。12歳で芸能界デビュー。
2009年雑誌「Seventeen」のミス・セブンティーングランプリ受賞
2013年「桐島、部活やめるってよ」で第86回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞・第36回日本アカデミー賞新人賞を受賞。同年朝の連続テレビ小説「あまちゃん」にも出演。
【橋本愛さんの大河ドラマ出演歴】
2018年「西郷どん」
2019年「いだてん〜東京オリンピック噺〜」
2021年「青天を衝け」
とある本屋の娘で控えめな女性。
世慣れている吉原の遊女たちばかりを相手してきた蔦重(横浜流星)にとって、なかなか扱いにくいタイプの女性であり、ていの方も蔦重のことを苦手に思っていた。
しかし「本を愛する」という共通点から徐々に打ち解け、いつしかかけがえのない存在となっていく。
橋本愛さんは大河ドラマ出演は4回目で、そのうち3回は主人公の妻役!
【詳細】2025年大河ドラマ「べらぼう」キャストと役どころ
「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」には主要キャストの他にも多くの豪華キャストが脇を固めています。
高橋克実さん(養父・駿河屋役)
1961年新潟市出身。
1998年フジテレビ系ドラマ「ショムニ」の人事部長役で大ブレイク。
俳優のみならず司会者・タレントとしてマルチに活躍。
NHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」「虎に翼」など多くの作品に出演している。
【高橋克実さんの大河ドラマ出演歴】
2010年「龍馬伝」
吉原の引手茶屋(吉原の案内所)“駿河屋”の主人。
蔦重(横浜流星)の育ての親。
蔦重の商売に対する姿勢と才覚には一目置いている。
中村蒼さん(義理の兄・次郎兵衛役)
1991年福岡県出身。
2005年ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのグランプリを当時の最年少で受賞(当時14歳)。
2006年に俳優としてデビューし、NHK朝の連続テレビ小説「エール」「らんまん」をはじめ数々の作品に出演している。
【中村蒼さんの大河ドラマ出演歴】
2013年「八重の桜」
駿河屋(高橋克実)の実子であり、蔦重(横浜流星)の義理の兄。
いつもフラフラ遊び歩いている自由気ままな放蕩息子。
吉原に向かう手前の五十間道で茶屋・蔦屋を営んでおり、蔦重はその軒先を借りて貸本屋を営んでいる。
正名僕蔵さん(老舗妓楼の主・松葉屋役)
1970年神奈川県出身。大学生の頃に劇団大人計画に入団。
フジテレビ系ドラマ「ショムニ」や「HERO」など多くのヒット作で存在感を示す名バイプレーヤー。NHK朝の連続テレビ小説「ウェルかめ」「梅ちゃん先生」「エール」などにも出演している。
【中村蒼さんの大河ドラマ出演歴】
2014年「軍師官兵衛」
代々“伝説の名妓”「瀬川」を輩出してきた老舗妓楼“松葉屋”の主人。
花の井(小芝風花)、松の井(久保田紗友)ら多くの遊女を抱える。吉原の町の決めごとを取り仕切る顔役でもある。
山路和弘さん(芸術を愛する妓楼主・扇屋役)
1954年三重県出身。俳優・声優。ヒュー・ジャックマンやラッセル・クロウなどの吹き替えを長年担当している。
2011年菊田一夫演劇賞や2018年毎日芸術賞、2021年声優アワード外国映画ドラマ賞を受賞し、多方面で評価を得ている。
NHK朝の連続テレビ小説「澪つくし」「ちむどんどん」などにも出演。
【山路和弘さんの大河ドラマ出演歴】
2014年「軍師官兵衛」
2019年「いだてん〜東京オリムピック噺〜」
2020年「麒麟がくる」
俳句や和歌、画を嗜む妓楼“扇屋”の主人。「墨河(ぼくが)」という号を持つ。
遊女たちにも和歌や書を習わせた。
松葉屋(正名僕蔵)と共に吉原の町を取り仕切っている。
伊藤淳史さん(ドケチの妓楼主・大文字屋役)
1983年千葉県出身。幼い頃から子役として活躍し、大河ドラマデビューも6歳の時。(1989年『春日局』)
2015年第39回日本アカデミー賞優秀助演男優賞受賞。俳優として多くの作品に出演。
【伊藤淳史さんの大河ドラマ出演歴】
1989年「春日局」
2005年「義経」
新興勢力の妓楼“大文字屋”の妓楼主。
優れた経営手腕をもつやり手だがものすごくドケチ。経費削減のため、遊女に安いカボチャばかり食べさせたことから“カボチャ”のあだ名がついた。
六平直政さん(蕎麦屋・半次郎役)
1954年東京都出身。長い下積み時代を経て役者としての経験を重ねた。
強面を生かした役柄(ヤクザ・刑事など)が多い。
NHK朝の連続テレビ小説「まんぷく」「らんまん」にも出演。
【六平直政さんの大河ドラマ出演歴】
1991年「太平記」
1994年「炎立つ」
1997年「毛利元就」
1999年「元禄繚乱」
2003年「武蔵 MUSASHI」
2005年「義経」
2013年「八重の桜」
吉原手前で次郎兵衛(中村蒼)が営む蔦屋の向かいの蕎麦屋“つるべ蕎麦”の主人。
幼いころから蔦重(横浜流星)や次郎兵衛を見守ってきた。
水野美紀さん(松葉屋の女将・いね役)
1974年三重県出身。1987年中学一年生の時に芸能活動を開始。
1997年〜放送開始「踊る大捜査線」シリーズに出演し幅広い世代に認知された。
NHK朝の連続テレビ小説「スカーレット」にも出演。
【水野美紀さんの大河ドラマ出演歴】
2003年「武蔵 MUSASHI」
老舗の妓楼・松葉屋の女将。
自身もかつて花魁であったが、今の主人(正名僕蔵)に見初められ女将となった。
金勘定に厳しい。
四代目・瀬川とは同年代。いつしか花の井[後の五代目・瀬川](小芝風花)に瀬川に関する“とあるいわく”について語る。
久保田紗友さん(最高位の遊女・松の井役)
2000年北海道出身。小学4年生頃から芸能活動を開始。
15歳で上京し女優業に専念。
NHK朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」にも出演し注目を集めた。
大河ドラマ出演は初。
松葉屋の遊女。当時最高級の「呼出」と呼ばれ、性別問わず憧れの的であった。
花の井(小芝風花)の先を行く存在。
小野花梨さん(遊女・うつせみ役)
1998年東京都出身。2006年TBS系ドラマ「嫌われ松子の一生」で子役デビュー。
以降も着実に女優としての経験を重ね、映画「ハケンアニメ!」で2023年日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。
NHK朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」にも出演。
大河ドラマ出演は初。
松葉屋で働く「座敷持ち」。松の井、花の井に次ぐ遊女。
とある出会いがきっかけで、幼いころから吉原で遊女として生きてきたうつせみの人生が大きく変わることになる…。
東野絢香さん(遊女・志津山役)
1997年大阪府出身。
18歳で単身状況し、舞台を中心に女優活動を始めたが徐々に映像作品にも出演するようになった。
NHK朝の連続テレビ小説「おちょやん」にも出演。
大河ドラマ出演は初。
妓楼・玉屋の「座敷待ち」の遊女。勝ち気で負けん気が強い性格。
「一目千本」という、蔦重(横浜流星)が初めて作った本の中で、「葛の花」として見立てられる。
中島瑠菜さん(河岸見世の遊女・ちどり役)
2006年熊本県出身。
2021年「松竹JAPAN GP GIRLS CONTEST Supported by Book Live」でグランプリ受賞。
2022年より女優活動を開始。
大河ドラマ出演は初。
河岸見世で働く遊女。
不器用で男を煽てることが出来ず、最下層の遊女屋に転落し絶望の日々を送っていた。
しかし、ひとりの遊女との出逢いで命を救われることになる…。
かたせ梨乃さん(河岸見世の女将・きく役)
1957年東京都出身。CMモデルとしてデビュー。
1978年に女優活動開始。
「極道の妻たち」シリーズの体当たりの演技が高く評価され、その後も多くのドラマや映画に出演する。
NHK朝の連続テレビ小説「ハイカラさん」「ロマンス」「心はいつもラムネ色」にも出演。
【かたせ梨乃さんの大河ドラマ出演歴】
1979年「草燃える」
1985年「春の波涛」
1994年「花の乱」
2003年「武蔵 MUSASHI」
2015年「花燃ゆ」
ちどりたち河岸見世の女郎たちを抱える「二文字屋」の女将。
自身もかつては吉原の遊女であり、吉原の中でも最下層の環境の中で生きている。
己の欲や利益だけを考えている妓楼の経営者たちを軽蔑している。
そんな中、彼らとは違い自分たちにも手を差し伸べようとする蔦重(横浜流星)に心動かされて…。
渡邉斗翔さん(謎の少年・唐丸役)
2012年生まれ。
2022年CM・ドラマデビュー。
デビュー作は2022年7月の日本テレビ系「新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜」の永瀬廉さんの幼少期役。
大河ドラマ出演は初。
蔦重(横浜流星)が火事から逃げる際に出逢う少年。
西村まさ彦さん(ライバルの地本問屋・西村屋与八役)
富山県出身。
1987年より俳優活動開始。
数多くのドラマ・映画などに出演し、コミカルな役からシリアスな役まで幅広く演じる。
有名なのはドラマ「古畑任三郎」シリーズ、映画「ラヂオの時間」など。
1997年「ラヂオの時間」にて日本アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞。
2018年「家族はつらいよ2」にて日本アカデミー賞優秀助演男優賞受賞。
2023年「[窓]MADO」にてCine Paris Film Festival 2023最優秀主演男優賞受賞。
【西村まさ彦さんの大河ドラマ出演歴】
1996年「秀吉」
2016年「真田丸」
2020年「麒麟がくる」
蔦屋重三郎(横浜流星)のライバル。
鈴木春信などの有名な絵師ともつながりを持ち、一代で江戸を代表するやり手の版元となる。
鳥居清長らの「美人画」を数多く手がけ、葛飾北斎の「富嶽三十六景」も彼のもとから出版されている。
時に狡猾な一面も見せるが、蔦重とともに江戸の出版界を共にけん引していく存在。
尾美としのりさん(“覆面”戯作者・平沢常富〔朋誠堂喜三二〕役)
1965年東京都出身。
幼少期から劇団ひまわりに所属し、子役デビュー。
14歳で大河ドラマ「草燃える」に出演し北条泰時を演じた。
「鬼平犯科帳」シリーズにもレギュラー出演するなど数多くの作品で活躍している。
NHK朝の連続テレビ小説「天花」「てっぱん」「あまちゃん」にも出演。
【尾美としのりさんの大河ドラマ出演歴】
1979年「草燃える」
2001年「北条時宗」
2012年「おんな城主直虎」
2020年「麒麟がくる」
秋田藩の藩士で、江戸城の留守居(外交官)役を務めているが、その裏の顔は人気“戯作者”。
役職がら情報交換の場として吉原に出入りすることが多い。奇想天外な大人の童話、滑稽、ナンセンスを盛り込んだ戯作を数多く発表し、狂歌も発表するなど多才。のちに蔦重にとって最大の協力者となる。
橋本淳さん(人気絵師・北尾重政役)
1987年東京都出身。
2004年ドラマ「WATER BOYS2」でデビュー、2005年「魔法戦隊マジレンジャー」マジレッド役で初主演し一気に知名度を上げた。
その後もドラマ・映画・舞台で活躍している。
NHK朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」「エール」にも出演。
【橋本淳さんの大河ドラマ出演歴】
2014年「軍師官兵衛」
喜多川歌麿(染谷将太)を弟子のように育てたともいわれる人気絵師。蔦重の出版物も多く手掛けた。
本屋の息子として生まれ、本に囲まれた環境の中で育った。
蔦重との最初の仕事は「一目千本」。
芹澤興人さん(浅草の本屋・小泉忠五郎役)
1980年静岡県出身。
2006年にテレビドラマデビュー。
2009年映画「最低」にてTAMA NEW WAVEベスト男優賞受賞。
NHK朝の連続テレビ小説「エール」「らんまん」にも出演。
【芹澤興人さんの大河ドラマ出演歴】
2012年「おんな城主直虎」
2019年「いだてん〜東京オリムピック噺〜」
2022年「鎌倉殿の13人」
吉原細見の「改め」を請け負っていた浅草の本屋。
蔦重(横浜流星)が吉原細見の改めの仕事を始める以前から改めの仕事を請け負っており、蔦重にライバル心を燃やす。自身も版元として吉原細見「松のしらべ」などを出版した。
※改め=最新の情報を収集し、それを元に原稿の編集作業を行うこと
水沢林太郎さん(共に働く青年・留四郎役)
2003年岩手県出身。
2017年から芸能活動をスタートし、俳優業だけでなく184cmの長身を生かしてモデルとしても活躍。
2020年ABEMA TVで配信された「17.3 about a sex」にてミステリアスな少年を演じ、SNSで話題となった。
大河ドラマ出演は初。
次郎兵衛(中村 蒼)が営む茶屋で蔦重(横浜流星)とともに働く青年。
里見浩太朗さん(書物問屋・須原屋市兵衛役)
1936年東京都出身。
1956年東映に入社し、時代劇を中心に数多くの東映映画に出演。
徐々にテレビドラマにも進出し、1971年〜「水戸黄門」の助さん役、2002年〜「水戸黄門」の水戸光圀役を演じていたことはあまりにも有名。
【里見浩太朗さんの大河ドラマ出演歴】
1993年「炎立つ」
2002年「利家とまつ〜加賀百万石物語〜」
2010年「龍馬伝」
2023年「どうする家康」
大衆の娯楽のための地本を扱う蔦重(横浜流星)とは対照的に、学術書、辞典などを扱う書物問屋。
大手本屋の商人でありながら、蘭学者である平賀源内や杉田玄白などが書いた“新しい本”を数多く出版。
幕府の弾圧を逃れながらも「解体新書」など“世の中を変える本”を次々と出版する革新的で挑戦的な版元であった。
中村隼人さん(長谷川平蔵役)
1993年東京都出身。歌舞伎役者。
初舞台は2002年歌舞伎座「寺子屋」。新作歌舞伎にも数多く出演している。
テレビドラマは時代劇への出演が多い。
【中村隼人さんの大河ドラマ出演歴】
2010年「龍馬伝」
2013年「八重の桜」
庶民の間で絶大な人気を誇った火付盗賊改方役、人呼んで「鬼の平蔵」。
老中・松平定信に任じられ凶悪な盗賊の取り締まりに尽力した。
青年時代は放蕩無頼の風来坊だったようで、「本所の銕」と呼ばれ恐れられていたという逸話も。
生田斗真さん(一橋治済役)
1984年北海道出身。
1996年NHK教育「天才テレビくん」に出演、1997年NHK朝の連続テレビ小説「あぐり」で子役デビューした。
2007年ドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」に出演し注目を集めた。
2011年に映画「人間失格」「ハナミズキ」にてキネマ旬報ベストテン新人男優賞&ブルーリボン賞新人賞を受賞。
【生田斗真さんの大河ドラマ出演歴】
2014年「軍師官兵衛」
2019年「いだてん〜東京オリムピック噺〜」
2022年「鎌倉殿の13人」
「御三卿(ごさんきょう)」一橋徳川家の当主で第11代将軍・家斉の父。
10代将軍家治(眞島秀和)の嫡男・家基(奥智哉)が亡くなると、自身の息子・家斉を将軍の養子につける。
家斉が11代将軍に就任すると、田沼意次(渡辺謙)の罷免、田沼派の一掃を行わせた。
治済は「将軍の父」として、すべての富と権力を得るようになる…。
眞島秀和さん(10代将軍・徳川家治役)
1976年山形県出身。
1999年映画「青〜chong〜」でデビュー。
2007年NHKスペシャルドラマ「海峡」の演技が高い評価を受け、本人もこの作品が転機となったと語っている。
NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」「半分、青い。」にも出演。
【眞島秀和さんの大河ドラマ出演歴】
2009年「天地人」
2014年「軍師官兵衛」
2020年「麒麟がくる」
徳川家・第10代将軍。
9代将軍家重の長男。幼少時より聡明で、第8代将軍であった祖父・吉宗の期待を一心に受け寵愛されて育った。
田沼意次(渡辺謙)を側用人に重用し、老中・松平武元(相島一之)らとともに政治に励んだ。
将棋が趣味。
世子・徳川家基(奥智哉)が18歳で急死したため、一橋家当主・徳川治済(生田斗真)の長男・豊千代(後の第11代将軍・徳川家斉)を養子とした。
高梨臨さん(知保の方役)
1988年千葉県出身。モデル・女優。
2009年「侍戦隊シンケンジャー」シンケンピンク役で注目を集めた。
NHK朝の連続テレビ小説「花とアン」にも出演。
【高梨臨さんの大河ドラマ出演歴】
2018年「西郷どん」
10代将軍・家治(眞島秀和)の側室。
家治は正室・五十宮との間に永らく子ができなかったため、田沼意次(渡辺謙)の強い後押しで側室となった。
念願叶い、長男・家基(奥智哉)を出産。その功労から「老女上座」の格式を賜った。
奥智哉さん(徳川家基役)
2004年神奈川県出身。
映画「るろうに剣心」の佐藤健さんに憧れ芸能界を目指し、2020年配信ドラマ「FOLLOWERS」で俳優デビュー。
2023年NHKドラマ10「大奥」にも出演。
2024年ドラマ「十角館の殺人」「君とゆきて咲く〜新撰組青春録〜」で主演。
大河ドラマ出演は初。
第10代将軍・徳川家治(眞島秀和)と側室・知保の方(高梨臨)の長男。
幼いころより聡明で政治への関心も高かったが、田沼意次(渡辺謙)の政策には批判的であった。
将軍の後継者として将来を期待されていたが、鷹狩に出かけた際に“謎の死”を遂げる。
寺田心さん(田安賢丸※のちの松平定信役)
2008年愛知県出身。子役として幼少期から多くの作品に出演。
TOTOネオレストのCMが“可愛すぎる!”と話題になり注目を集めた。
2018年映画「ばあばは、だいじょうぶ」でミラノ国際映画祭外国映画部門最優秀主演男優賞受賞。
NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」にも出演。
【寺田心さんの大河ドラマ出演歴】
2017年「おんな城主直虎」
徳川御三卿・田安徳川家七男、のちの松平定信。
一橋治済と同じ第8代将軍・吉宗の孫である。
幼少期より聡明で、10代将軍・家治の後継とも目されていたが陸奥白河藩の養子にむかえられ、一時は幕政の中心から遠のいた。しかし田沼意次の失脚後、11代将軍・家斉の命で老中となる。
彼の行った寛政の改革では風紀を乱すものは厳しい取り締まりを受け、蔦重(横浜流星)たちも苦しめられた。
映美くららさん(大崎役)
1979年熊本県出身。
元宝塚歌劇団月組トップ娘役。2004年に退団。
退団後は女優として多くの映画やドラマに出演している。
NHK朝の連続テレビ小説「純と愛」「おちょやん」にも出演。
大河ドラマ出演は初。
11代将軍・家斉の乳母で大奥御年寄。
家斉の将軍就任後、「表は松平定信・奥は大崎」と呼ばれるほど、大奥で絶大な権力を持ったといわれる。
吉沢悠さん(松本秀持役)
1978年東京都出身。
1998年ドラマ「青の時代」でデビュー。
数多くのドラマ・映画に出演するだけでなく、ラジオ・ドキュメンタリーなど幅広く活動している。
2023年NHKドラマ10「大奥」にも出演。
【吉沢悠さんの大河ドラマ出演歴】
2012年「平清盛」
もともと身分の低い家柄であったが、田沼意次(渡辺謙)に抜擢され勘定奉行となった。
干拓事業や経済政策などに従事し、また蝦夷地調査を田沼意次に上申、調査隊を派遣することになる。
しかし、蝦夷地の開発に乗り出す前に田沼意次は失脚、計画も頓挫してしまう。また、自身も降格のちに逼塞(昼の外出を禁止されること)を命じられた。
矢本悠馬さん(佐野政言役)
1990年京都府出身。
子役でデビューしたが中学・高校は芸能活動を辞めていた。
しかし高校卒業を機に改めて俳優を目指し、2011年(21歳)頃から多くのドラマや映画へ出演。
独特の存在感を放つ。
NHK朝の連続テレビ小説「てるてる家族」「花とアン」にも出演。
【矢本悠馬さんの大河ドラマ出演歴】
2016年「真田丸」
2017年「おんな城主直虎」
代々徳川家に仕えてきた番士。
田沼意次(渡辺謙)の子・田沼意知(宮沢氷魚)を江戸城内で切りつけた。
幕府は「乱心」として切腹を命じるが、田沼の政治をよく思っていなかった庶民からは「世直し大明神」と称えられることになる。
相島一之さん(松平康福役)
1961年埼玉県出身。
1987年から三谷幸喜氏の劇団に所属しほぼ全ての公演に参加。
ドラマ・映画・舞台など多くの作品に出演している名バイプレーヤー。
NHK朝の連続テレビ小説「春よ、来い」「純情きらり」「花子とアン」「エール」にも出演。
【相島一之さんの大河ドラマ出演歴】
2004年「新撰組!」
2012年「平清盛」
2015年「花燃ゆ」
2017年「おんな城主直虎」
2022年「鎌倉殿の13人」
江戸幕府の親田沼派の老中。
娘は田沼意知(宮沢氷魚)の正室であり、田沼意次(渡辺謙)とは親戚。
意次の失脚後も松平定信の老中就任や寛政の改革に最後まで反対したといわれる。
石坂浩二さん(松平武元役)
1941年東京都出身。
1967年に劇団四季に入団。俳優業と同時に脚本家としても活動していた。
更に、豊富な知識やスマートな振る舞いから、司会者やクイズ番組などでも幅広く活躍。
俳優としては「金田一耕助」や「水戸黄門」など有名なキャラクターを演じている。
大河ドラマも12作品に出演しており、そのうち3作品は主演。
今回、大河ドラマ出演は実に14年ぶりとなる。
【石坂浩二さんの大河ドラマ出演歴】
1963年「花の生涯」
1964年「赤穂浪士」
1965年「太閤記」
1969年「天と地と」※主演
1975年「元禄太平記」※主演
1979年「草燃える」※主演
1983年「徳川家康」
1995年「八代将軍吉宗」
1999年「元禄繚乱」
2004年「新撰組!」
2011年「江〜姫たちの戦国〜」
徳川幕府の老中首座。
吉宗、家重、家治の将軍三代に仕え、家治(眞島秀和)からは「西の丸の爺」と呼ばれ信頼された。
老中在任後期は田沼意次(渡辺謙)とも協力関係にあった。
石坂浩二さんは5年前のドラマアワードの授賞式で、
横浜流星さんに「ぜひあなたに時代劇をやってもらいたい」って伝えたことがあるんだって!
石坂さんの言葉が今回ようやく実現したね!
市原隼人さん(鳥山検校役)
1987年生まれ神奈川県出身。
14歳の時に、2001年映画『リリィ・シュシュのすべて』で主演。
2004年の『偶然にも最悪な少年』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。
自然体かつ熱い演技で多くの作品のヒットに貢献している。
【市原隼人さんの大河ドラマ出演歴】
2017年「おんな城主直虎」
2022年「鎌倉殿の13人」
五代目瀬川(小芝風花)を1400両もの大金を払い身請けした盲目の大富豪。
「検校」とは名前ではなく、盲人組織「当道座」の最高位の官職名のこと。
お金が必要な武士などに高利で金を貸し付けて多額の蓄財をなし、吉原で豪遊する等、悪名高い人物と言われているが…。
井之脇海さん(新之助役)
1995年生まれ神奈川県出身。
9歳から劇団ひまわりに所属。
12歳で映画『トウキョウソナタ』に出演し、キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞を受賞した。
朝の連続テレビ小説『ごちそうさん』『ひよっこ』『ちむどんどん』などにも出演し、高い演技力が認知されている。
【井之脇海さんの大河ドラマ出演歴】
2012年「平清盛」
2017年「おんな城主直虎」
2019年「いだてん〜東京オリムピック噺〜」
御家人の三男坊として生まれたが、とある理由で家出し平賀源内と共に長屋で暮らしている。
蔦重(横浜流星)の案内で花の井(小芝風花)らの働く遊女屋・松葉屋に足を運んだ際に、座敷待ちの遊女・うつせみ(小野花梨)と出会い…。
浪人と遊女の禁断の恋は果たしてどうなるのか。
飯島直子さん(ふじ役)
1968年生まれ神奈川県出身。
16歳でスカウトされモデルの活動をスタート。
タレント・女優としてもマルチに活躍している。
大河ドラマの出演は初。
駿河屋(高橋克実)の妻で吉原の引手茶屋の女将。
実子の次郎兵衛(中村蒼)を溺愛しつつも、蔦重(横浜流星)や身寄りのない子供達の面倒をみている。
珠城りょうさん(とよしま役)
1988年生まれ愛知県出身。
元宝塚歌劇団月組トップスター。2021年に退団。
退団後はドラマや舞台などで活躍し、『VIVANT』などの話題作にも出演している。
花の井(小芝風花)など多くの遊女を抱える松葉屋の「番頭新造(禿や振袖新造の教育係)」。
花の井の身の回りを世話をする。
徳井優さん(藤八役)
1959年生まれ大阪府出身。
「引越しのサカイ」のCMキャラクターに長年起用され(1989〜2005年)、認知度が上がった。
朝の連続テレビ小説や大河ドラマにも数多く出演している。
【徳井優さんの大河ドラマ出演歴】
2002年「利家とまつ〜加賀百万石物語〜」
2005年「義経」
2006年「功名が辻」
2008年「篤姫」
2012年「平清盛」
2018年「西郷どん」
2021年「青天を衝け」
2024年「光る君へ」
江戸の地本問屋・鱗形屋の番頭。
長年、孫兵衛(片岡愛之助)を支える。明和の大火事経営的に厳しくなった店を立て直すために、とある策を思いつく…。
三浦獠太(鱗形屋長兵衛役)
1997年生まれ東京都出身。
高校時代までは父・三浦知良さんと同じサッカー選手になることを目指していた。
2019年木村拓哉さん主演のテレビドラマ「グランメゾン東京」で俳優デビュー。
連続テレビ小説「 ブギウギ 」にも出演している。
大河ドラマの出演は初。
江戸の地本問屋・鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)の長男。
代々続く江戸の大手本屋の跡取り息子としての自負を持つ。
前野朋哉さん(勝川春章役)
1986年岡山県出身。
au三太郎シリーズのCMで一寸法師役がきっかけで、存在感のある役者として知名度をあげた。
実は映画監督でもあり自身の監督作品は国際映画祭で賞も受賞している。
朝の連続テレビ小説「あまちゃん」「マッサン」「わろてんか」「カムカムエヴリバディ」などにも出演。
【前野朋哉さんの大河ドラマ出演歴】
2013年「八重の桜」
葛飾北斎の絵の師匠で、役者似顔絵を得意とする勝川派の代表。
蔦重(横浜流星)が手がけた『青楼美人合姿鏡』を北尾重政(橋本 淳)と共に描いた。
喜多川歌麿(染谷将太)の「美人画」や東洲斎写楽の「大首絵」に大きな影響を与えることになる人物。
鉄拳さん(礒田湖龍斎役)
1972年生まれ長野県出身。
お笑い芸人兼イラストレーター。
漫画家・プロレスラー・お笑い芸人などを経て様々な壁にぶつかりながらもパラパラ漫画家としてブレイク。
2013年には日本漫画家協会賞特別賞(「振り子」)を受賞し、2016年には、「社会を明るくする運動」への功績が評価され法務大臣感謝状を贈られた経験がある。
蔦重(横浜流星)がライバルである西村屋与八(西村まさ彦)と共に出版した「雛形若菜初模様」の絵師。
100枚以上に渡り吉原の高名な花魁(おいらん)を描いたもので、流行の着物や髪形などを描いたファッションブックとしての役割も担っており、当時の女性たちの関心を集めることになる。
落合モトキさん(清水重好役)
1990年生まれ東京都出身。
4歳の頃から子役として『やっぱりさんま大先生』などのバラエティーや、数多くのテレビドラマ・映画で活躍。
朝の連続テレビ小説「こころ」「あまちゃん」「らんまん」などにも出演している。
大河ドラマ出演は初。
9代将軍・家重の次男で、10代将軍・家治(眞島秀和)の弟。
清水徳川家の初代当主。
(清水家は田安、一橋と並ぶ御三卿のうちの一つ)
家治との兄弟仲は良かったとされたが、家治との子・家基(奥智哉)が若くして突然亡くなり、将軍・家治の最近親であるにも関わらず将軍後継から外され…。
宮尾俊太郎さん(田沼意致役)
1984年北海道出身。
熊川哲也さん率いるバレエ団で長年プリンシパルを務めたバレエダンサー。
バラエティー番組「プレバト!」では俳句や油絵などで“1位才能あり”を3度も受賞するなど、芸術への造詣が深い。
映画やドラマなどにも多数出演している。
大河ドラマ出演は初。
田沼意次(渡辺 謙)の甥で、一橋家の家老。
家基(奥智哉)亡き後、田沼と一橋をつなぐ役目を果たし、治済(生田斗真)の子・豊千代(のちの徳川家斉)の11代将軍就任に尽力する。
田沼意次失脚後、田沼一族として罷免されるが…。
花總まりさん(宝蓮院役)
1973年生まれ東京都出身。
元宝塚歌劇団宙組・雪組トップ娘役。
「宝塚100年に1人の娘役」とも称された。
2006年に退団し、2010年に芸能活動復帰。
舞台を中心に活躍している。
2016年には菊田一夫演劇賞の演劇大賞を史上最年少で受賞した。
【花總まりさんの大河ドラマ出演歴】
2017年「おんな城主直虎」
御三卿・田安徳川家初代当主・宗武の正室で公家の出身。
のちに松平定信となる賢丸(寺田心)の母。
夫・宗武の七女・種姫を次期将軍となる家基(奥智哉)の正室にするために思惑を巡らせるが…。(※実際に賢丸と種姫を産んだのは側室だったよう)
安田顕さん(平賀源内役)
1973年生まれ北海道出身。
TEAM-NACSメンバー。
ローカルタレントからの出発だったが、今では幅広い役を変幻自在に演じる役者として評価されている。
2015年東京スポーツ映画大賞・助演男優賞を受賞。
【安田顕さんの大河ドラマ出演歴】
2006年「功名が辻」
エレキテルの発明家としても有名だが、他にも先進的なアイデアを次々と発案し他にも戯作者、鉱山開発者など様々な分野で才能を見せた天才。
田沼意次(渡辺 謙)にも目をかけられて、自由奔放に日本各地を練り歩いていた。
吉原に活気を取り戻したい蔦重(横浜流星)もそんな源内の力を借りるべく、接触を試みるのだが…。
冨永愛さん(高岳役)
1982年生まれ神奈川県出身。
パリと日本を拠点とし、世界的に活躍するモデル。
そのクールな存在感で近年では女優としての活動も目覚ましい。
NHKドラマ10「大奥」では江戸幕府第8代将軍・徳川吉宗役を好演した。
大河ドラマ出演は初。
当時の大奥の最高権力者。
賢丸(寺田 心)の妹の種姫を10代将軍・家治(眞島秀和)の嫡男・家基(奥 智哉)の正室とするよう画策する。
原田泰造さん(三浦庄司役)
1970年生まれ広島県出身。
お笑いトリオ・ネプチューンのメンバー。
お笑い芸人として数多くのバラエティで活躍する一方で、俳優としての評価も高い。
2005年にはゴールデンアロー賞新人賞を受賞している。
【原田泰造さんの大河ドラマ出演歴】
2008年「篤姫」
2010年「龍馬伝」
2015年「花燃ゆ」
田沼意次(渡辺謙)の見立てにより、農民から意次の側近へ大出世した人物。
意知(宮沢氷魚)、松本秀持(吉沢 悠)とともに政策を立案主導していくが、意次の失脚と共に自身も追放処分を受けた。
風間俊介さん(鶴屋喜右衛門役)
1983年生まれ東京都出身。
日本テレビの月曜日の朝の顔としての印象が強いが、演技の評価も高い。
優しい青年の役から猟奇的な役までこなす実力派。
2012年の連続テレビ小説『純と愛』ではヒロインの相手役を務めた。
【風間俊介さんの大河ドラマ出演歴】
2018年「西郷どん」
2020年「麒麟がくる」
鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)や西村屋与八(西村まさ彦)らをまとめる江戸市中の“地本問屋”のリーダー的存在。
数多くのヒット作を出版するとともに、山東京伝など若い才能を見いだした。
新参者の蔦屋重三郎(横浜流星)とは何かと対立することに。
安達祐実さん(りつ役)
1981年生まれ東京都出身。
子役としてデビュー後、「家なき子」や「ガラスの仮面」でヒットを飛ばし、数々の演技賞を受賞している。
NHKドラマ10「大奥」では松平定信を演じた。
【安達祐実さんの大河ドラマ出演歴】
1993年「琉球の風」
1999年「元禄繚乱」
吉原の女郎屋・大黒屋の女将。
後に蔦重(横浜流星)の後見となる。
女郎屋を廃業し、芸奴の見番となった。
蔦重が手がけた『富本本』や『浄瑠璃本』の出版に大きな影響を与えることになる。
愛希れいかさん(朝顔役)
1991年生まれ福井県出身。
元宝塚歌劇団月組トップ娘役であり、本作でとよしま役を演じる珠城りょうさんの相手役を務めていた。
宝塚歌劇団を2018年に退団、その後は女優として活躍する。
NHKドラマ10「大奥」では第12代将軍・徳川家定を演じた。
【愛希れいかさんの大河ドラマ出演歴】
2021年「青天を衝け」
元・松葉屋の高級遊女。
幼少期の蔦重(横浜流星)と花の井(小芝風花)に絵本を読み聞かせ、本の世界の楽しさを教えた。
いまは体を壊し、きく(かたせ梨乃)の営む河岸見世・二文字屋に身を寄せている。
木村了さん(平秩東作役)
1988年生まれ東京都出身。
2002年ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで審査員特別賞を受賞し、芸能界デビュー。
以来数多くの映画やドラマに出演。
NHKドラマ10「大奥」では篤姫の部屋子・中澤役を演じた。
【木村了さんの大河ドラマ出演歴】
2007年「風林火山」
2020年「麒麟がくる」
煙草屋、炭焼きや材木商などさまざまな事業を手がける「山師」。
平賀源内(安田顕)の商売仲間で戯作者・狂歌師の顔を持つ。
源内の死後、田沼意次(渡辺 謙)の政策に深くかかわるようになる。
山村紅葉さん(しげ役)
1960年生まれ京都府出身。
推理小説家の山村美紗を母に持ち、自身も母の原作ドラマで女優デビュー。
以降、サスペンスドラマを中心に数多くの作品に出演している。
NHKドラマ10「大奥幕末編」では和宮の側近・土御門を好演した。
大河ドラマ出演は初。
大文字屋(伊藤淳史)の看板遊女・誰袖(福原 遥)のお目付け役。
蔦重(横浜流星)に想いを寄せる誰袖の行く手を阻む豪快な女性。
まとめ
2025年大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」のキャストと役どころをまとめました。
戦さのない江戸時代中期が舞台となっており、主人公も武将ではなく「出版人」。
しかし、そんな一見平和な時代でも当時の人々はさまざまな壁にぶつかったことでしょう。
それぞれに夢を抱き、葛藤し、障害を乗り越えていくストーリーを横浜さんはじめ豪華キャストが演じます。